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素人の株式投資レポート

素人の株式投資レポートは、何も知らずに株式投資を始めたころからの実体験レポートです。
株式投資を始めようと思っている方、株式投資でなかなか利益が上がらない方を対象に、「ゆっくり、ゆとりのある株式投資」をコンセプトに情報を提供しています。

素人の買い時とは

ここでは、素人の株の買い時について話しますが、これまで述べてきたように、長期保有が前提となります。

1.素人に値上がり株の予測は無理

株のプロは色々な情報源からリアルタイムで情報を収集し、好材料の情報を得た会社の株を、株価が上がる前に買うことも可能でしょう。素人はどうかというと、プロたちが買いに走って、上昇した時にその会社の株が「買い」だったのだと気が付きます。気が付いた時はもうすでに遅いのです。もっと上がるかもしれません。でも株価はすでに上限まで達しているかもしれません。上限まで達していたとすれば、そこで買ったらあとは下落して、損するだけなのです。

2.素人の買い時とは

素人の買い時とは、株価が下落している時に買い、長期保有で株価が戻った時に売って利益を得るということです。下落株については、素人でも比較的簡単に気が付くことができます。株価の下落に伴なって、その会社のマイナス材料が新聞、TVニュースから伝わってきます。その時にその会社の株価を見てみると下降線をたどっています。それから、その株を注目していると、上昇・下降はありますが、さらに下落していきます。


まず下落している会社の株を見つけたら、下落前の株価と過去5年位の株価を調べます。これはYahooのファイナンスページでも見ることができます。そこで、下落した株価がどこまで戻るかを予測します。ここでは下落前まで戻るとしましょう。次に買い時の株価を決めます。10万円儲けようと思うのであれば、株価が戻ると予測した下落前の株価から10万円(正確には10万円÷取引株数)を引いた株価が買い時となります。この時に決めた株価まで下がらないケースも多々ありますが、その時は無理して買いません。その株は素人が買う株ではなかったのです。また、買った後さらに下がるケースもありますが、経験から長期的には戻るので気にしないことです。


ここでのリスクは、予測した戻り値まで戻らないケースです。儲けが少なくなります。さらには買ったところまで戻らなかったら、損することにもなりかねません。このリスクを軽減する手段は、買い時の設定価格を下げることです。買い時の設定を下げるということは、想定価格まで戻ったときの利益は大きくなりますが、買えないケースも多くなります。ただし、想定価格まで戻らなかったとしても、買い時の価格を下げているので、多少なりとも利益を得ることができます。もう一つのリスクに、買った会社がそのまま倒産するケースです。これは各自が判断するしかありません。私はまだこのケースには遭遇していないので、マレなケースなのかと思いますが。

3.最近の私の買い方

最近はあまり買わなくなったのですが、買う時は次のような手順で買っています。


@銘柄の収集

 日経新聞、口座を開設しているSBI証券の情報などから、買いと思われる銘柄をピックアップします。

A銘柄の精査

 SBI証券で、ピックアップした銘柄の株価を見て、購入できる価格より高い場合は除外します。その後、長期株価チャート(SBI証券は3年)の動きを参考に、高値で推移(右方上がり)の場合も除外します。銘柄に関するSBI証券の分析を見て、「割安性」が低い場合も除外します。

B買う価格の決定と注文

 残った銘柄について、株価チャート(3年)を見て、買う価格を決めます。ほぼ、現在の価格より安い価格にするため、そのまま値上がりが続くと買えないことも多々あります。決めた価格に近づいてきたら、買い注文(指値)を入れます。

 

 

 

 
 
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